「XRPとビットコインは今後2年で50％以上下落する」予測記事まとめ

7月 28, 2025 by ai-taco

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「XRPとビットコインは今後2年で50％以上下落する」予測記事まとめ

概要

米モトリーフールのSean Williams氏は、2025年7月時点で過去3年にわたり大きな値上がりを見せてきたXRP（3年で773％上昇）とビットコイン（同426％上昇）について、「今後2年で両者とも50％以上下落する可能性が高い」と予想しています。
この背景には、トランプ大統領誕生による仮想通貨への追い風や、ETF誕生による資金流入があった一方で、今後は実需やセンチメント面での逆風が大きくなるとしています。

XRPの現状と下落リスク

XRPは国際送金ネットワークRippleNetの「ブリッジ通貨」として利用されていますが、約300の金融機関がRippleNetを利用しているものの、そのすべてがXRPを実際に用いているわけではありません。
一方、競合となるSWIFTネットワークは1万1,000以上の金融機関が採用しており、XRPの普及は限定的です。
大規模な法律リスク（SEC訴訟問題）は、トランプ政権発足とゲンスラーSEC委員長の辞任で緩和されましたが、金融機関が今後独自のブロックチェーンやブリッジ通貨を開発する動きも加速しています。
さらに、Ripple社ネットワークの拡大そのものがXRP価値に直結する保証はなく、「流動性ツールとしての役割が中心で、1860億ドルの時価総額は過大評価の可能性も」と指摘されています。

ビットコインの現状と下落リスク

トランプ大統領の誕生や、ETF上場、企業の財務戦略（バランスシートにBTCを保有）が追い風となり、3年で5倍超の上昇となりました。
しかし、ビットコインは「実用性が低い」ことが実証されつつあり（例：エルサルバドルの法定通貨化でも実需は広がらず）、送金速度やコスト面で従来の決済ネットワークより見劣りします。
供給上限の21百万BTCも、コードの合意変更で変えられるリスクがゼロではないと言及。
また、「ビットコイン財務戦略」に走る多くの中小・赤字企業によるブームが持続性に疑問を投げかけています。ETFの普及で「特別感」も薄れ、歴史的にたびたび50％以上の急落を起こしてきた点からも、大幅下落の可能性は十分あると述べています1。

投資判断へのヒント

記事では「XRPやビットコインよりも有望な株式がある」ともアドバイスし、モトリーフールの推奨銘柄リスト（Stock Advisor）の過去成績（S&P500の183％に対し1041％）にも触れ、分散・慎重な投資を促しています。

まとめ

XRPとビットコインは短期間で大幅に上昇しましたが、実需や普及拡大には（特にXRP）課題があり、今後2年間で50％以上の下落もあり得るという記事内容です。仮想通貨投資は、センチメントや競争構造に左右されやすいことを再認識する必要があります。

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