ビットコインの大量保有で知られるMicroStrategy(MSTR)に続き、複数の企業が「暗号資産トレジャリー戦略」を打ち出している。Yahooファイナンスは、今注目すべき3つの銘柄を特集。果たしてそれらは買いか、売りか、それともホールドか?Yahooファイナンスが報じた「仮想通貨トレジャリー構築中の注目3銘柄」で報じています。

暗号資産を企業戦略に組み込む3つの注目株:買い時か、待てか?
1️⃣ BitMine Immersion Technologies(BMNR)
🔧 小型の液浸冷却マイニング施設を展開するビットコインマイナー
💡 現在の保有資産:
- ETH:62.5万枚
- BTC:172枚
- 現金:4億ドル以上
- 合計評価額:約27.7億ドル
🎯 目標は「イーサリアム版MicroStrategy」。ETHの5%を保有する野心的プラン。
📈 イーサリアムが5,000ドルを突破すれば、BMNR株も大幅上昇の可能性。
🟩 評価:買い候補(特にETH強気派向け)
2️⃣ CEA Industries(VAPE)
💨 元は電子タバコ会社だが、現在はBNBトレジャリー企業へと転身。
💰 PIPE取引で5億ドルを調達、BNB購入へ。
🏦 主要投資家には10X Capital、Pantera Capital、Blockchain.comなど。
📊 時価総額:3,450万ドル(株価は5日で+330%)
⚠️ 7.5億ドル分のワラントがあり、将来的な希薄化リスクも大。
🟨 評価:ハイリスク・ハイリターン銘柄としてポートフォリオの一部にはアリ
3️⃣ Bit Origin(BTOG)
🐶 DOGEを中心資産とした初の上場トレジャリー企業
📈 4,050万DOGE(約890万ドル)を購入
💰 5億ドル規模の資金調達プランも発表
📉 株価は0.39ドルでNasdaqの上場維持基準(1ドル)を下回っており、逆分割の可能性あり
🔴 DOGEはユースケースが少なくインフレ型通貨である点も懸念材料。
🟥 評価:現時点では様子見推奨
📊 総括:企業による仮想通貨トレジャリー化の進展
- MSTRの成功に触発され、複数企業がBTC・ETH・BNB・DOGEなどを財務資産に組み入れ中。
- 投資対象として魅力的な企業もあるが、資産内容・調達手段・希薄化リスクを慎重に見極める必要がある。
💬 投資家向けワンポイントアドバイス
「仮想通貨を抱えるからといって、すべての企業が“次のMicroStrategy”になるわけではない。中身を精査せよ。」