
Qubicのハッシュレート急上昇、Moneroに迫る「51%の影」
暗号資産業界で注目を集めるQubicが、Monero(XMR)のネットワークハッシュレートに急速に食い込みつつあります。現時点で47.44%という高いシェアを獲得し、「51%攻撃」ラインに迫る勢いです。前記述では低いレベルで安定しているという内容でしたが直近は上がってきているようです。
主なポイント
- AI駆動のuPoW(Useful Proof of Work)
QubicはAIを活用したuPoWを採用し、高効率なマイニングを実現。従来型PoWと比べて計算能力の集中が加速しているとの見方があります。 - XMR → QUBICのバーン(Burn)戦略
Monero(XMR)からQubic($QUBIC)へのトークンバーン施策が進行しており、XMR市場への影響が懸念されています。 - 止まらないハッシュレート上昇
ハッシュレートは連日上昇を続けており、51%到達は「予想よりも早く」訪れる可能性が指摘されています。
背景と懸念
暗号通貨ネットワークにおける51%攻撃は、ブロック生成や取引履歴改ざんのリスクを伴います。もしQubicが51%を突破すれば、Moneroのセキュリティや信頼性に深刻な影響を与える可能性があります。
暗号資産界隈では「クラーケンが襲来したら、それはゲームオーバーだ」という警告が広がっており、事態の推移に注目が集まっています。
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