
Strategy株が4カ月ぶり安値──暗号資産関連株とデジタル資産トレジャリーが軒並み急落
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◆ 市場の動き
- ビットコイン(BTC)は $113,000まで下落。
- 暗号資産関連株は軒並み売られ、リスク回避姿勢が鮮明に。
- FRBパウエル議長のジャクソンホール講演を前に投資家心理が一段と慎重化。
◆ 主な下落銘柄
- Strategy(MSTR)
- 最大の企業保有BTCを持つマイクロストラテジーの株価は 7.8%下落し$336。
- 4月22日以来の安値水準に。
- イーサリアム関連トレジャリー
- SharpLink Gaming(SBET)・BitMine(BMNR)が 8〜9%下落。
- ソラナ関連トレジャリー
- DeFi Development(DFDV)が 13.7%急落。
- Upexi(UPXI)も 9%下落。
- デジタル資産投資会社
- Galaxy Digital(GLXY)が 10%安。
- 取引所関連株
- Robinhood(HOOD):6.5%安。
- Coinbase(COIN):5.8%安。
- マイニング関連株
- MARA Holdings(MARA):6%近い下落。
- Bitdeer(BTDR)、Iris Energy(IREN)、Hut 8(HUT)などHPC銘柄は 約10%の急落。
◆ 背景要因
- 市場全体のリスクオフムードが強まり、投資家は 金利・金融政策動向に神経質。
- 特に ジャクソンホール(8月22日)でのパウエル議長講演を控え、利下げ見送りリスクが意識されている。
◆ ポイント
- 暗号資産関連株は ビットコイン価格に強く連動しているため、下落率が米株全体よりも大きくなりがち。
- 「戦略銘柄」とされるMSTRを筆頭に、主要プレイヤーが大幅に売られたことは市場センチメントの冷え込みを象徴。
- 直近は パウエル発言が最大のトリガーとなり、ハト派トーンなら反発、タカ派トーンならさらなる下落が予想される。
👉 要するに、BTCの下落とパウエル議長の講演を控えた不透明感が暗号資産株を直撃し、Strategy含む主要銘柄が軒並み急落した一日となりました。