
ウィンクルボス兄弟、2,100万ドルで新スーパーPAC設立 ― トランプの仮想通貨政策を全面支援
💰 新スーパーPAC設立と資金投入
仮想通貨界の億万長者 タイラー&キャメロン・ウィンクルボス兄弟 は、保守派候補の支援を目的とした新スーパーPAC 「Digital Freedom Fund」 に 2,100万ドル(約32億円) を拠出。
この団体は、仮想通貨推進派の候補者を支援する 少なくとも3つ目のスーパーPAC となります。
既存の最大規模PAC「Fairshake」が超党派で業界寄り候補を支援するのに対し、今回の新団体は共和党およびトランプ前大統領の仮想通貨アジェンダ支持に特化している点が特徴です。
🏛️ 政治的背景と狙い
タイラー・ウィンクルボスはX上で「共和党が議会多数を失えば、民主党はトランプのアジェンダを妨害する」と警告。新団体の目標として、以下を掲げています:
- ソフトウェア開発者や出版者を保護する法律の制定
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の禁止
- 仮想通貨の 「所有・自己保管・P2P取引の権利」 の明文化
- オープンバンキング規制の導入
👥 トランプとの関係強化
ウィンクルボス兄弟は昨年トランプ支持を表明して以降、仮想通貨政策で右派の影響力を拡大。
- 規制当局人事を巡り、トランプと連携して候補者指名を阻止
- 主要デジタル資産法の署名式にも同席
するなど、直接的な政治的プレゼンスを発揮しています。
トランプ自身も「彼らは天才で資金力も十分。我々の側についてくれてうれしい」と公言し、両者の密接な関係をアピールしました。
✅ 要点整理
- ウィンクルボス兄弟が $21M を新スーパーPAC「Digital Freedom Fund」に拠出
- 共和党・トランプ支持候補の支援に特化
- 主要目標:CBDC禁止・仮想通貨自己保管の権利保護・オープンバンキング推進
- トランプと兄弟の政治的連携が鮮明化