
まとめ:今週の暗号資産「勝者と敗者」―OKB・Piが急騰、ADAとWLFIは下落
暗号資産市場では今週、中型アルトコインを中心に大きなボラティリティが発生しました。
ビットコインは一時 7.4万ドルのレジスタンスに挑戦しましたが突破できず、その後約8.9%の調整に入っています。
この動きにより、アルトコインでは急騰銘柄と下落銘柄がはっきり分かれる展開となりました。
今週の勝者(Weekly Winners)
OKB:投資ニュースで急騰
OKB は今週、最も注目された銘柄の一つです。
背景には、暗号資産取引所 OKX への投資ニュースがありました。
親会社の
Intercontinental Exchange
(ニューヨーク証券取引所の親会社)が、OKXに少数株投資を行ったと報じられました。
この取引によりOKXは
約250億ドルの企業価値
と評価されたとされています。
その影響でOKBは
- 約77ドル → 120ドル
へ1日で急騰しました。
ただし、2025年11月以降レジスタンスとして機能している120ドルラインをサポートに転換できるかが、今後の重要ポイントになります。
Pi Network:三角持ち合いを上抜け
Pi Network のトークン PI も今週大きく上昇しました。
これまで市場では
- ブルトラップ(だまし上げ)
- 長期下落トレンド
への懸念がありました。
しかし今回、
- 0.207ドル
- 0.215ドル
のレジスタンスを突破し、
三角持ち合いの上抜けが確認されました。
これにより長期トレンドは強気へ転換した可能性があります。
トレーダーは、押し目(リトレースメント)を待つ戦略が一般的と見られています。
その他の上昇銘柄
Memecore(M)
Memecore は
- 約9.2%上昇
し、1.57ドルのレンジ中央抵抗に挑戦しました。
ただし直近では再び1.50ドル付近まで調整しています。
Mantle(MNT)
Mantle も注目銘柄です。
- 週間上昇率:約5.7%
- 0.68ドルのスイングポイントを突破
今後の継続上昇が注目されています。
今週の敗者(Weekly Losers)
Cardano:再び「ゴーストチェーン」批判
Cardano は今週、
約9.6%下落
しました。
市場では再び
「Ghost Chain(ゴーストチェーン)」
という批判が浮上しています。
主な理由は
- オンチェーン活動が少ない
- 開発進行が遅い
という指摘です。
また、
- TVL(Total Value Locked)
も問題視されています。
比較すると
- Cardano:10億ドル未満
- Ethereum:約546億ドル
と大きな差があります。
価格面では
- レジスタンス:0.305ドル
- サポート候補:0.246ドル
が注目されています。
WLFI:チームの売却で下落
World Liberty Financial のトークン WLFI は
約14%下落しました。
原因は
チームによる約174万ドル相当のトークン売却
とされています。
現在の価格は
約0.096ドル
で、もし
0.097ドルのサポートを割る場合
0.07ドル付近まで下落する可能性も指摘されています。
その他の下落銘柄
Zcash(ZEC)
Zcash
- 週間下落:約10.4%
- 187ドルサポートの防衛が重要
Solana(SOL)
Solana は
- 90ドルの供給ゾーンを突破できず
- オンチェーン指標でも売り圧力増加
が確認されています。
来週の市場はどうなる?
今後の最大の焦点は
Bitcoin の動きです。
現在BTCは
63,000〜65,000ドルの需要ゾーン(71Kあたりまで行ってから調整していく様子)
に向かって調整しています。
このエリアは
- 直前の上昇トレンドが始まった地点
でもあり、
反発が起きればアルトコインにも資金流入が起こる可能性
があります。
まとめ
今週の暗号資産市場のポイントは次の通りです。
上昇銘柄
- OKB:投資ニュースで急騰
- Pi Network:三角持ち合い上抜け
- Mantle / Memecoreも堅調
下落銘柄
- Cardano:オンチェーン活動への批判
- WLFI:チーム売却で急落
- Solana / Zcashも弱含み
短期的には、ビットコインの次の方向性がアルト市場を決める可能性が高く、来週もボラティリティの高い展開が続くと予想されています。










