CoinSharesの10月16日付の週次レポートによると、世界のデジタル資産投資商品から、この週は4億3,400万ドルの資金が流出しました。
背景として挙げられているのは、9月の米消費者物価指数(CPI)と小売売上高が強めに出たことによる、金利見通しの変化です。FRBがさらに利上げするとの観測が強まりました。
上振れしたインフレ指標
9月のCPIは前年比3.7%で、予想の3.6%、8月の3.4%を上回りました。ガソリン価格の上昇が大きく、エネルギー全体では前年比20.4%の上昇です。小売売上高も前月比0.8%増と予想を上回りました。
FRBは9月に25bpの利上げを行い、政策金利の誘導目標は3.75〜4.00%です。先物市場では、年内の追加引き締めに傾いた織り込みになっているとされます。
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CoinSharesの見方
CoinSharesは、高い期待金利が利付資産の魅力を高め、ビットコインなどの相対的な魅力を下げると解釈しています。環境は「困難」としつつ、今回の売りを長期的な弱気相場の証拠とは見ていません。
今後はトレンドというより、経済指標しだいのレンジ相場になるとの見通しです。10月29日には米GDP速報値と9月のPCE統計が控えています。なお、CPI直後の価格の動きはビットコインの急落を伝えた記事でも取り上げています。
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