ビットコインを大量に保有する米国の企業Strive(本社テキサス州ダラス)が、新しい優先株「SATS」(Series A Perpetual Preferred Stock)の公募を完了し、6.3億ドルを調達したと報じられました。これは米国企業の資金調達の話で、日本の制度とは直接関係しません。報道は2026年10月20日付です。
SATSの概要
発行は700万株で、1株90ドルでした。額面(定められた価値)は1株100ドルで、年15ドルの配当がつくとされています。90ドルで買った場合の実質的な利回りは約16.7%になりますが、これは配当が全額宣言・支払われた場合に限った数字です。配当は11月9日から営業日ごとに現金で支払う計画で、取締役会の承認と資金の状況が条件となります。会社は18か月分にあたる1億5,750万ドルの配当準備金も設定しました。取引はナスダックで10月20日に始まる予定と伝えられています。
調達した資金の使い道
記事によると、資金はビットコインの追加購入のほか、収益を生む資産への投資、運転資金、自社株買いなどに使える可能性があるとのことです。普通株を新たに発行せずに資金を集められる点も、狙いの一つとされています。
保有量とあわせて見ると
Striveは10月12日から16日の間に4,045BTCを追加で取得し、保有量は3万6,818BTC(約30億ドル相当)になったと報じられています。ビットコイン価格が10万ドルを下回る間は、資金調達を通じて保有を増やす戦略を続けるという趣旨の説明もあったようです。
初心者の方にとっての意味
優先株は、普通株より配当の支払いなどで優先される株式ですが、配当は約束された利息ではなく、企業の判断や資金状況に左右されます。高い利回りには、それに見合うリスクがあります。企業がビットコインを買い増すための資金調達の手段が広がっている、という動きとして押さえておくとよいでしょう。基本はビットコインとは?で解説しています。
※この記事は情報の紹介であり、投資の助言ではありません。価格は変動します。
出典: Bitcoin.com News「Bitcoin Firm Strive Launches SATS Stock With 15% Dividend After Raising $630M」









