ABC修正波(ABC Correction)とは
ABC修正波(ABC Correction)とは、エリオット波動理論で、トレンド方向の5つの波(推進波)が終わった後に現れる、逆方向への3つの波のことです。3つの波をそれぞれ「A波」「B波」「C波」と呼びます。
✅ 3つの波の役割(上昇トレンド後の修正の場合):
- A波:第5波の天井から最初に下がる波。多くの参加者は「ただの押し目」と考えやすい
- B波:A波の下落に対する戻り(反発)。高値更新への期待が生まれやすいが、基本的には前の天井を超えられない「戻り高値」になりやすい
- C波:B波の戻りの後にもう一度下がる波。A波の安値を下回ることが多く、修正の最終局面とされる
下降トレンドの後であれば、この向きが逆(A波で上昇→B波で押し→C波で再上昇)になります。
🧠 なぜABC修正波が重要なの?
エリオット波動では「5波で進み、3波で戻す」が基本のリズムです。5波目が完成したと考えられる局面では、次に来るのは新しい上昇ではなく、ABCの調整かもしれないという視点を持つことで、高値づかみを避けたり、C波の終わりを次の押し目買い候補として準備したりできます。
ただし、修正波には「ジグザグ」「フラット」「トライアングル」など複数の形があり、実際の値動きは教科書どおりにならないことも多いです。波のカウントは後から見直されることもあるため、ダイバージェンスやサポート/レジスタンスなど、他の根拠と組み合わせて判断するのが一般的です。
🧭 まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 用語 | ABC修正波(ABC Correction) |
| 理論 | エリオット波動 |
| 出現タイミング | 5つの推進波が完了した後 |
| A波 | 最初の逆方向への動き |
| B波 | A波に対する一時的な戻り |
| C波 | 修正の最終局面となる再度の逆行 |
| 注意点 | 形のバリエーションが多く、カウントは後から変わることもある |





