9月28日、ビットコインは8万3,000ドル付近まで下落しました。米長期金利の上昇とイランをめぐる協議の不透明感がリスク資産全体を押し下げ、レバレッジをかけた買いポジションの強制決済(ロング清算)が相次ぎました。
債券利回りの急騰とイラン情勢が逆風に
CoinDeskによると、米10年国債利回りは5.27%と今サイクルの高値を更新し、株式や暗号資産などのリスク資産に売り圧力がかかりました。イランの核問題をめぐって米国の制裁緩和検討が報じられた一方、イラン側がこれを否定するなど情報が錯綜しており、原油価格も不安定な動きです。先週も米10年債利回りの上昇でビットコインが8万3,000ドル台へ下げる場面があり、金利動向が引き続き相場の重しとなっています。今週はPCE(個人消費支出)物価指数や雇用統計の発表が控えています。
詳細はこちら: https://www.coindesk.com/business/2026/09/28/live-updates-bitcoin-sinks-below-usd83-000-as-iran-talks-stall-and-oil-climbs
24時間で約3億ドルのロングが強制決済
価格下落に伴い、過去24時間で約3億ドル規模のロングポジションが清算されました。ビットコインとイーサリアムが中心で、ソラナやXRP、DOGEにも波及。9月は1日で6億ドルを超える清算が複数回あったため、今回は「月間では中程度」とみられていますが、清算が売りを呼び、さらに清算を誘う連鎖の構造は変わっていません。米・イラン緊張でロング清算が膨らんだ9月23日の急落とも似た構図です。
詳細はこちら: https://www.tradingview.com/news/cryptobriefing:a3ecdffe3094b:0-309m-in-long-positions-liquidated-from-crypto-market-in-24-hours-as-leverage-unwinds/
ETFへの資金流入は続くも価格は伸び悩み
一方でFXStreetは、ビットコイン現物ETFに1週間で約24億ドルが流入するなど、機関投資家の買い意欲は強いと伝えています。それでもビットコイン、イーサリアム、XRPはそろって小幅安となっており、マクロ要因が需給の追い風を打ち消している格好です。
詳細はこちら: https://www.fxstreet.com/cryptocurrencies/news/crypto-today-bitcoin-ethereum-and-xrp-edge-lower-despite-strong-institutional-buying-202609281019




