9月24日、米10年国債の利回りが2007年以来の水準まで上昇し、株式とともに暗号資産も売られました。ビットコインは8万3,000ドル台まで下落し、直近の上昇で8か月ぶりの高値をつけた流れは一服しています。暗号資産を多く保有する上場企業にも影響が及び、市場全体で「ラリーの小休止」をどう見るかが焦点になっています。
金利上昇とドル高が重荷に、主要アルトも軒並み安
CoinDeskによると、ビットコインは一時8万3,300ドル付近まで下げ、その後の戻りも続きませんでした。イーサリアム、XRP、ソラナもそろって下落し、ドル指数は7月以来の高値圏に上昇。株価指数先物も軟調で、リスク資産全体に金利上昇の逆風が吹いた形です。一方でライトコインは、2027年7月に予定される半減期を意識した買いで逆行高となりました。
詳細はこちら: https://www.coindesk.com/markets/2026/09/24/bitcoin-steadies-near-usd84-000-after-bond-yields-hit-a-2007-high
「8か月ぶり高値」からの冷え込み
Bloombergも、利回りとドルの上昇が暗号資産の重しになったと報じています。ビットコインは直前まで8か月ぶりの高値圏にあり、今回の下落はその上昇の勢いを冷ます動きと位置づけられています。当サイトでも、一時8万7,000ドルを超えた局面や、米・イラン緊張による8万4,000ドル台への反落をお伝えしてきました。
詳細はこちら: https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-09-24/bitcoin-btc-drops-as-rising-yields-and-dollar-weigh-on-crypto
「反転ではなく一時停止」との見方も
Investing.comの分析記事は、今回の下げを上昇トレンドの終わりではなく「一時的な足踏み」と捉えています。ビットコインが8万4,000ドルを割り込んだことを確認しつつ、相場の基調そのものが崩れたわけではないという見立てです。
詳細はこちら: https://www.investing.com/analysis/a-pause-not-a-reversal-for-crypto-200688286
保有企業にも波及、SOS社の暗号資産は7,560万ドルに
中国系のSOS Limitedは、保有する暗号資産の評価額が7,560万ドルまで減少したことを受けて株価が下落しました。同社はインドネシアでの500MW規模のAI・クラウド向けデータセンター計画も打ち出しており、暗号資産価格の変動が保有企業の財務に直結するリスクが改めて意識されています。
詳細はこちら: https://seekingalpha.com/news/4646703-sos-limited-stock-slides-as-crypto-holdings-fall-to-756m






