
Elliott Waveトレーダーとして知られるRod氏(@Crypto_R0D)が、2026年10月13日に、BTCの長期チャート付きで、短いツイートを投稿しました。文章は、3行だけですが、添付のチャートが、主張の根拠になっています。自分用のメモとして、チャートに何が描かれているのか、どう読めばよいのかを、整理します。
🗣 ツイートの内容
We might be entering the best part of the entire $BTC cycle
Buy Bitcoin, ignore the noise
See you in 2029 when everyone calls it a supercycle.
日本語にすると、次のようになります。
BTCのサイクル全体のなかで、いちばん良い局面に入りつつあるのかもしれない。
ビットコインを買って、ノイズは無視しよう。
2029年に、みんながこれを「スーパーサイクル」と呼ぶころに会おう。
📊 チャートに描かれていること(目視で読み取った概数)
BTC/USDの14日足(終値は約83,250ドル)に、次の要素が書き込まれています。
- 3つの天井と、それをつなぐ右上がりの線:「2017 top」(約2万ドル弱)、「2021 top」(約6万〜7万ドル)、「2025 top」(約12万5千ドル前後)を、1本の線でつなぎ、そのまま2029年まで延ばしています。延長線の先に、「2029 top」(約17万〜18万ドル)が描かれています。
- 天井のあとの「フォーリングウェッジ(下降ウェッジ)」:2021年の天井のあと、2022年にかけて、下値と上値が、だんだん狭まりながら下がる形(フォーリングウェッジ)を作り、2023年の初めに、上へ抜けています(丸で囲んだ部分)。
- 2025年の天井のあとも、同じ形:2025年の天井のあと、2026年にかけて、同じ下降ウェッジを作り、最近、上に抜けた(丸で囲んだ部分)という見方です。
- 抜けたあとの動き:丸の中には、小さなジグザグ(もみ合い、または、軽い押し)が描かれています。2023年の初めに、抜けた直後も、同じように、しばらく横ばいで、そのあと上昇しました。
- これからの道筋(予想の線):丸の後、いったん上げて、押して、また上げる、という階段状の動きを描きながら、2029年の天井に向かう線が、書かれています。
つまり、「前回の周期(2021〜2023年)と、今回の周期(2025〜2026年)は、同じ形を描いている。いまは、前回の2023年初めと、同じ位置にいる」、というのが、チャートの主張です。
🔎 ツイートの3つのメッセージ
- 局面認識:「サイクルの最良の部分に入りつつある(かもしれない)」。「might(かもしれない)」と、留保が付いています。
- 行動:「買って、ノイズは無視する」。短期の値動きやニュースに、振り回されない姿勢です。
- 時間軸:「2029年」。数日や数週間ではなく、数年単位の話です。
📚 「サイクル」と「スーパーサイクル」とは
ビットコインは、約4年ごとの「半減期」(新しく発行される量が半分になるイベント)を軸に、価格が上下する「サイクル」を繰り返してきた、という見方があります。この見方では、過去のピークは、半減期の翌年に付いた、とされます。
「スーパーサイクル」は、その通常の4年サイクルより、長く、大きく続く上昇局面を指す言葉です。Rod氏は、「いまの局面が、あとから振り返ると、スーパーサイクルと呼ばれるだろう」と言っています。
⚠️ 読むときの注意
- これは、予想の線です。2029年の天井までの道筋は、Rod氏が描いたシナリオであり、実際の値動きが、その通りになる保証はありません。
- サイクル論は、過去の経験則です。過去数回のパターンが、これからも、同じように続くとは限りません。3つの天井をつなぐ線も、点が3つだけで、線の引き方によって、結論が変わります。
- フォーリングウェッジを上に抜けても、再び下げる(だまし)ことがあります。丸の中のジグザグも、下方向に崩れる場合を想定する必要があります。
- 「ノイズを無視する」は、長期で保有する人の姿勢です。短期で売買する人や、レバレッジを使う人には、そのまま当てはまりません。
- この記事は、投資の助言ではありません。
📝 自分用メモ
- 見るポイント:①下降ウェッジの上端を、終値で、維持できるか。②抜けたあとの押しが、どこで止まるか(ツイートでは、具体的な水準は、示されていない)。
- 2029年を、1つの目印にする(半減期の翌年にピークが来る、という経験則との整合)。
- 短期のニュースで、判断を変えない。変えるのは、チャートのシナリオが、崩れたと思えるときだけ(ウェッジ下端の割り込みなど)。
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