ビットコインを大量に保有する米企業Strategy(ストラテジー、株式コードMSTR)について、米メディアThe Blockが2026年10月30日、アナリストの見方を報じました。優先株まわりの立て直しが進み、今後ビットコインの購入を再開しやすくなった、という内容です。なお、これは米国企業の話題です。
何が起きたか
報道によると、同社の株価は第3四半期決算の発表後、30日(金)午前の取引で8.7%安の129.90ドルとなり、年初来では約27%下落しています。一方で、同社は第3四半期末時点で50.7億ドルのドル建て資産を持ち、そのうち48.3億ドルが現金の準備金でした。
「立て直し」とは
記事の本文から読み取れるのは、次の3点です。
- 優先株「STRC」の買い戻しに約20億ドルを使い、価格を額面の100ドル近くまで戻したこと
- 現金準備金が、優先株の配当と負債の利払いの約3.2〜3.4年分に相当するとされること
- STRCなど4種類の優先株で、配当を日割りで積み上げる仕組みへの変更が株主に承認されたこと(STRCは11月1日、他の3種は1月1日に発効)
一方で、ビットコイン1株あたりの保有量は年初来で3.7%減りました。現金の積み増しや優先株の支援を優先し、ビットコインの購入を抑えてきたためです。
アナリストの見方
StoneXは「買い」判断と目標株価435ドルを維持し、TD Cowenも「買い」判断と目標株価260ドルを維持しました。いずれも、資金調達の仕組みが安定し流動性も改善したことで、ビットコインの購入を再開して1株あたりの保有量を増やしやすくなった、という見方です。ただし、短期的には1株あたりの増加ペースが鈍るという弱みも指摘されています。
初心者の方へ
Strategyのような企業の動きは、ビットコインの需要を左右する材料の一つとして注目されます。ただ、購入を再開するかどうかは同社の判断次第で、現時点ではあくまでアナリストの見方です。ビットコインの基礎はビットコインとは?もご覧ください。
※この記事は情報の紹介であり、投資の助言ではありません。価格は変動します。
出典: The Block「Strategy's preferred-stock fix sets up renewed bitcoin buying, analysts say」









