先に報じたBinanceのハッキング被害について、続報が出ています。Binanceの発表や報道によると、流出額は約63億ドルとされ、暗号資産史上で最大級の規模です。
今回の事件は海外の取引所で起きたものですが、日本の取引所も同じ種類のリスクと無縁ではありません。どこが破られたのかを知っておくことは、日本の利用者にとっても参考になります。
Binanceの説明:開発担当者のPCが入口に
BleepingComputerによると、Binanceは今回の被害を、DevOps(開発・運用)担当エンジニアのPCが侵害されたことに結び付けて説明しています。攻撃者はそこからサービス用コンテナに到達し、不正な出金を申請できる状態になったということです。
ウォレットの秘密鍵が漏れた証拠は見つかっていないとされ、共同CEOのリチャード・テン氏は、複数段階にわたる攻撃だったと述べています。Binanceは追加の侵入箇所も確認しており、事実関係の調査は続いています。
詳細はこちら: www.bleepingcomputer.com
TRM Labs:北朝鮮系の攻撃グループと「高い確度」で分析
ブロックチェーン分析のTRM Labsは、約63.6億ドル相当が10のブロックチェーンから動き、その大半が約20分間に集中したと分析しています。攻撃は北朝鮮系とされる「TraderTraitor」の仕業である可能性が高いとしています。
同社は、2025年のBybit事件(約15億ドル)との共通点も挙げています。盗まれた資産の一部はステーブルコイン発行体などにより凍結されましたが、攻撃者側にはなお相当額が残っているとされ、資金洗浄の動きも観測されています。
詳細はこちら: www.trmlabs.com









