米国で上場しているビットコインの現物ETF(投資信託の一種)から、資金の流出が2日連続で続きました。米CoinDeskの報道によると、11月2日(月)の純流出額は約3億9,900万ドルで、調査会社Farside Investorsのデータに基づく数字です。
IBITは6月以来の大きな流出
中心となったのは、運用大手BlackRockのETF「IBIT」で、この日だけで約4億500万ドルが流出しました。記事によると、1日の流出額としては6月以来の大きさです。ビットコイン価格は11月3日の欧州時間の朝に約7万6,300ドルまで下げたあと、約7万6,900ドル前後で推移しました(記事執筆時点)。
Binanceからの出金も続く
同じ記事は、取引所Binanceが日曜日に出金を再開して以降、利用者が差し引き約47億2,000万ドルを引き出したと伝えています。初日時点の約36億4,000万ドルから増えた形です。
選挙前でオプション市場も慎重
11月3日は米国の中間選挙の投票日でした(これは米国の話題です)。記事によると、直近の満期のビットコイン・オプションの変動の見込み(インプライド・ボラティリティ)は約51%に上昇し、価格下落に備える「プット」の取引が目立ちました。暗号資産の恐怖・強欲指数は34で「恐怖」の水準だったと報じられています。
日本の初心者の方にとっては、ETFの資金の出入りは「大口の投資家の気分」を映す指標の一つ、という程度に捉えるのがよいでしょう。1日の数字で今後の価格が決まるわけではありません。基礎から知りたい方はビットコインとは?もご覧ください。
※この記事は情報の紹介であり、投資の助言ではありません。価格は変動します。







