これは海外(ブラジル)の取引所の話で、日本の取引所や制度にそのまま当てはまるものではありません。
ブラジル最大の暗号資産取引所Mercado Bitcoinは、2026年11月2日、システムの一つでセキュリティ上の問題が起きたとして、入出金を停止しました。同社はXで、問題は特定して封じ込めたこと、顧客に損失はなく、データ流出もないことを説明し、停止は予防措置だとしています。
被害額は情報源で食い違い
被害額の見方は一致していません。Bitcoin Magazineは、セキュリティ企業Hypernativeの暫定推計として4,000万ドル超の不審な送金があったと伝えています(取引所は確認していません)。一方、ブロックチェーン分析企業Chainalysisは、約4,900万ドルが盗まれ、17のブロックチェーンにわたって段階的に資産が移されたと説明しています。最も大きいのはビットコインとイーサリアムでした。Bloombergによると、同社は損失を自社で負担する方針です。
凍結の動き
Chainalysisによれば、同社は午前2時30分(米東部時間)ごろに取引所から連絡を受け、30分以内に法執行機関へ凍結可能なアドレスを伝えました。その後、ステーブルコインの凍結が進み、Tetherは900万ドル超を凍結、全体で1,000万ドル近くが凍結されたとしています。なお、Tetherのパオロ・アルドイーノCEOは当初、450万USDT超の凍結に言及しており、数字は時点によって異なります。
まだ分かっていないこと
どのシステムが破られたのか、侵入の方法、犯人像は、確認できた範囲では公表されていません。再開の時期も示されていません。先日のBinanceの事件と結びつける情報は、今回の資料にはありませんでした。
初心者の方は、取引所に資産を預ける場合のリスクがあらためて浮き彫りになった出来事として受け止めておくとよいでしょう。ビットコインの基本はビットコインとは?をご覧ください。
※この記事は情報の紹介であり、投資の助言ではありません。価格は変動します。









