Binance、63億ドル流出の「入口」を公表──偽の求人面接でエンジニアのPCがマルウェア感染

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Binanceは11月3日、約63億4,000万ドル相当の暗号資産が流出した事件について、インシデント報告を公表しました。報道によると、発端は9月、求人サイトを通じて同社のエンジニアに接触してきた「偽の採用担当者」だったといいます。

これまで「開発担当者のPCが起点」と伝えられていた部分の、具体的な経緯が明らかになった形です。内部リンクの関連記事もあわせてご覧ください。例えば、Binance流出は約63億ドルに拡大──北朝鮮系「TraderTraitor」関与の見方では、初期の見立てを整理しています。

偽の面接から、検知されないマルウェアへ

BleepingComputerの報道によれば、エンジニアは実在しない会社の「プロジェクトディレクター」を名乗る人物から連絡を受け、ビデオ面接とチャット面接を経て、コード課題をダウンロードするよう指示されました。そのコードを実行すると、当時のセキュリティ製品では検知されなかったとされるマルウェアに感染したとのことです。

その後、10月20日までに、この端末と社内のAIツールを足掛かりに、ウォレット基盤のチームの別の従業員2人の認証情報なども奪われ、29日に署名サービスへの不正アクセスと資産の移動に至った、とBinanceは説明しています。

詳細はこちら: www.bleepingcomputer.com

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