オンチェーン調査員のZachXBTが、EU域内の主体が複数の暗号資産取引所の口座から1億600万ドル超を失った疑いがあると、Telegramで警告しました。被害の発生は11月1日とされています。
ただし損失額は同氏の推定で、被害者・取引所のいずれも公式には確認していません。侵入の手口も明らかになっていません。今回取り上げるのはEUでの出来事ですが、取引所口座を狙う手口は日本の利用者や事業者にとっても他人事ではありません。
資金の流れ:USDC・USDTから、凍結しにくい資産へ
報道によると、攻撃者はまずUSDCとUSDTを引き出し、24時間ほどでUSDCをETHに交換。さらに即時交換サービスを経由し、一部はプライバシー重視のMoneroに替えたとされます。
USDCやUSDTは発行体が凍結できる場合がありますが、ETHやMoneroではそれが難しく、回収のハードルが上がります。ZachXBTは関連アドレス11件を公開し、洗浄の特徴から、Binanceの件を起こした北朝鮮系のLazarusではないと高い確信度で述べています。
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