ドージコイン、8月以来の安値に 半導体株の急落で市場全体が下落、OKXでは「買い」に賭ける口座が急増

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ドージコイン(DOGE)は、2013年に冗談として生まれたミーム由来の暗号資産です。そのドージコインが11月5日(現地時間)、8月以来の安値まで下落しました。ドイツの暗号資産メディアCryptoTickerによると、取引所Krakenのデータで、この日のDOGEは0.0770ドルで始まり、夕方には一時0.0710ドルまで下げました。日中の下落率は約5.6%で、これより安い水準で1日を終えたのは8月18日(0.0702ドル)が最後だといいます。

きっかけは株式市場、ビットコインも7万6,000ドル前後に

今回の下落は、ドージコイン単独の悪材料によるものではありません。同日、米国株式市場の取引開始後に半導体株が急落し(一部は最大11%安)、暗号資産市場全体が売られました。CryptoTickerによると、ビットコインも8万400ドル台から一時7万5,420ドルまで下げています(この市場全体の動きはビットコイン、7万6,000ドル割れの記事でも紹介しました)。

韓国メディアTokenPostは、Binanceの現物市場でDOGEが4時間で5.78%下げ、0.07159ドルを付けた(米東部時間5日午後1時10分時点)と報じました。24時間では約7%の下落です。また、Benzingaによると、暗号資産市場全体では24時間で約8億3,800万ドル分のポジションが強制決済(清算)されたとのことです(Coinglassのデータ)。

先物市場では「上がる」に賭ける口座が増加

注目されたのは、価格が下がる中での投資家の動きです。CryptoTickerによると、大手取引所OKXのDOGE先物では、値上がりに賭ける「ロング」口座と、値下がりに賭ける「ショート」口座の比率が、5日の昼の4.30から一時5.49まで上昇しました。1日の値は5.41で、8月6日以来の高さです。10月中旬は3.2〜3.8程度でした。ただし、これは口座の数の比率で、金額の比率ではありません。一方、OKXのDOGE先物の建玉(未決済の残高)は、4日の1億2,060万ドルから5日は1億1,420万ドルに減っています。

同記事は、「下がったところで買う」人が一方向に偏っている状態は、すぐに底打ちするとは限らない材料だと指摘しています。また、米国で上場しているドージコイン関連のETF(上場投資信託)については、データ会社SoSoValueのデータとして、10月14日以降、新たな資金流入が無い状態が続いていると、Coinjournalが伝えています。

初心者が押さえておきたいこと

ドージコインは、ビットコインや株式市場の動きにつられて大きく動くことが多い通貨です。今回も、半導体株の急落→ビットコイン下落→ドージコイン下落という流れでした。なお、ドージコインの周辺では、関連企業の再編(House of Dogeと「Dogecoin Labs」の記事)も進んでいますが、今回の価格の動きは、主に市場全体の下落によるものと見られています。値動きの激しい資産なので、余裕資金の範囲で、仕組みを理解した上で向き合うことが大切です。

※この記事は情報の紹介であり、投資の助言ではありません。価格は変動します。

出典: CryptoTicker「Dogecoin Price Hits Lowest Since August as OKX Traders Pile Into Longs」

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